出版決定の瞬間
おはようございます、浜田幸一です。今日のテーマは、わずか1分半のスピーチでで出版が決まったというお話をしたいと思います。
これね、本当の話です。。
ある出版記念パーティー、勉強会があったんですね。
僕の知り合いに出版プロジューサーがいます。
彼は3000冊以上の本をプロデュースして、本人も150冊くらい書いてベストセラーもあります。出版界の巨人なんですね。
彼から、30周年のパーティのお誘いがありました。
『浜田さん、何にもしなくていいから、30周年記念式典にちょっと来てくれる?
懇親会もご招待するから・・・』と言われたんですね。
東京都内の三田というところに出かけて行きました。
80名くらいの人が集まっていました
。
その中の15人が彼がプロデュースした著者です。。
僕自身も彼に過去本をプロデュースしてもらったことがあるので出かけて行きました。
メンバーの内訳は、出版社社長、編集者など著名な方が10名ほど来ていました。
それから全国から80人くらいの方が4or5万円のお金を万お金を払って参加していました。
スケジュールは、午後の2時から始まって3時間のセミナー、18時から懇親会というパターンでした。
著者は、胸に黄色のカーネーションをつけてました。
つまり、この人は著者ですと言う目印です。
全国から来られた人は、本を出版したい、セミナー講師になりたいという目的を持った人たちです。
カーネーションをつけた人に話を聞くと、いいですよということなんですね。
わかりやすいですよね。
彼は30周年なので、NHKの女性のアナウンサーを司会としてアテンドしていました。
気合十分です。僕は座ってオープニングを待っていました。
ところが1時55分に大きな体の彼が突然僕の方に、ダッシュしてきたんですよ。
『ハマコウさん、ハマコウさん、お願いがあります!!』って言うんですよ。
『どうしたの?』
『あのー、オープニングのスピーチお願いします!!』って言うんですよ。
『いやー実は、ハマコウさん、大阪からスピーカーが来る予定だったのですが、新幹線を遅れて間に合わないんですよ。スピーチお願いします!!』って言って来たんですね。
ビビるじゃないですか、普通、だって30周年ですよ。
ところがね、僕は用意していたんです。
なぜかって言うと、僕みたいな仕事は、必ずパーティーとか勉強会に行くと、スピーチが当たるんです。
だいたいですね、オープニングか真ん中か、あるいは締めの懇親会のですね、スピーチとか必ず当たるんですよ。
だから1分半のスピーチを3本用意していました。
その場で彼から何を言えばいいのがをパッパッパッパと聞きました。構成は既にできているので問題ありません!!で、どこをティーアップするかってことも分かってます。
定刻の二時になりました。
司会の女性が、
『それでは定刻になりましたので30周年の式典を始めます
最初のスピーチは、インフロンティア代表の浜田幸一さんお願いします!』
スピーチでは、彼との出会い、彼に出版プロデュースをしてもらった時の嬉しさ、彼の優しい人柄
彼に出版プロデュースをしてもらうと必ずいい本ができます!と言う内容を1分半で話したんですね。
そして1時間半の、前半のセミナーが終わりました。
すると、バーと僕の前に人が30人ほど並んでるんですよ。
名刺の交換してくださいって言うんですね。お願いしますって言われるわけです。
お願いされたら、それに答えるしかないじゃないですか。
で、
結局、そこで僕自身の出版が決まりました。彼がお礼にと言って・・・
しかも33のスピーチコンサル・コーチングも決まったんですね。
わずか1分半のスピーチです。
たかがスピーチ、されどスピーチ
忘れられない思い出です。準備したものにチャンスはやってきます。
あなたも、準備万端!! チャンスはやってきます!!
また、お会いしましょう。