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わずか50分の練習時間。それでもドラフトで選ばれた高校生の物語・・・

あなたのコミュニケーションの“困ったなぁ〜 どうしよう・・・”を

すっきり解決!!

 

実践コミュニケーションコーチの浜田幸一です。

おはようございます!!  お元気ですか?  なんか急に寒くなりましたね~

10月も後半戦に突入しました!!

 

考えてみると、あと一か月もすると忘年会が始まります。

本当に一年は早いものですね・・・

さて今日のテーマですけども、先日(10月17日)のドラフト会議をテレビで観ていました。今年は 107名の選手が指名されました。 憧れのプロ野球選手になるわけです 。 

ドラフト会議で選ばれるということは相当のエリートです。 日本の人口は約1億2千万人。その中のわずか107名ですからこれはとんでもないことです。 

中にはスーパースターの選手もいます。 そのような選手は各球団がこぞって指名します。 ところが中にはプロ野球の選手になりたくてもドラフト会議で選ばれない選手もたくさんいます。    

どんなに本人が力があると思っていても、それをプロ野球球団が認めるかどうか?

それは別問題です。 

私はこのドラフト会議の”裏舞台”のドキュメント番組を観たのですが、面白いものを発見しました。

高校生でプロ野球になる選手は大体、甲子園組か名門高校出身です。名門高校は競争が激しく練習時間も一日5時間6時間は結構ザラです。中には8時間以上という高校も・・・

ところが中には驚くべき選手もいます。 1日の練習時間はわずか 50分。   

わずか50分の練習でプロ野球のオリックスに育成2位で指名されたのです! 

この選手の名前は谷岡楓人選手。

広島の私立武田高校の野球部のエースです。 球のスピードは最速152 km 。

くどいようですが、練習時間はわずか50分です。 学校の方針で50分しか時間が取れないのです。 その中でのドラフトに選ばれるわけですから大変な話です 。 (もちろん本人の”陰の努力”も相当なものですが・・・)

野球部の監督は岡嵜雄介先生です。38歳。 普通高校野球で結果を出そうとすると練習時間を長くしたりしますが、この先生は全く逆の発想です。

”この限られた50分間の練習時間でどうしたら勝てるチームができるか?”

っていうことを考えたそうです  

簡単に言うと、時間管理とトレーニングのやり方を徹底的に研究。実践しているのです。

もちろん野球する時だけが、トレーニングではありません!! 日々の生活&栄養面のバランスも大切です。

 まず驚いたのは 授業が終わると選手全員個々に駆け足でグランドにやってきます。 最初にやることは、プロテインを飲むことです!!(笑) 

その後、各自が別々のメニューをこなします。 時間に制約があるため個人個人に合ったトレーニングをします。メニューは事前に監督と選手が細かく打ち合わせをして決めます。その練習を各自が黙々とやります。

ざっくり言うと、二つのブロックに分かれます。 一つは守備練習&打撃練習。 もう1つは筋力トレーニングです。 ここでも科学的な手法が取られています。効果は絶大です !! 

わずか1年間で選手の平均体重は 70.9 kg から78.1 kg にアップしています。

さらに練習に最新テクノロジーも導入されています。 球の速さ,軌道、回転数など全て数量化されています。

変化球の曲がり具合などの”成長の跡”も、ハッキリわかります。

今回ドラフトに選ばれた吉岡楓太選手は球速151km です。 入学当時は125 kg ですから、とんでもない”伸び”です !!

もちろんこのような練習方法を導入するためには、学校の先生方の協力体制も必要不可欠です。

確かにスポーツはかけた時間に成果は比例する傾向性がありますが、考えてやらないと時間の無駄になりかねません!! 

ビジネスでもそうではないでしょうか?ただ、だらだらと時間をかけただけでは何も起こりません 。

”日々考える力を養う”っていうことは非常に重要なポイントです。

岡嵜先生の指導方法は、そういう意味でも突出しています。 高校野球は教育の一環です。

 問題は社会に出た時に使える人間になれるかどうか?  

現代人は”考える 考え抜く!”っていうことがとても苦手です。私もそうです!!(笑)

 例えば大学生に、卒業論文を書かせるとコピペも多いと聞きます。 自分で考える力が乏しいので大変なことがあればすぐメゲてしまいます。

人生90年の時代。 生き抜いていくためにはそれなりの武器が必要です 。

人間とって最大の資産は何でしょうか? 

それは間違いなく時間です。

 仮に会社勤めで60歳で定年退職したとすると、あと30年あるわけです。 昔は年金で凌げたのですが、今は年金もあてにできません!!

 政府でさえも、将来の生活は”自己責任”ということを提唱しています。

これからは”あなたは何ができますか?”っていうことが問われる時代です。

 人には真似できない何かのスキル(あなたしかできない仕事)を持っていないと、これからは大変な時代になります 。

時間を効率的に使う。 与えられた時間で最大限の効果を出す。

この武田高校の取り組みは一つのモデルケースとして、今後全国に広がっていくでしょう  !!

自分の環境を生かし切る。それが出来る時代になりました!!

逆に言うと、

どこにいても、チャンスがある時代。 

そう、あなたにも・・・

それではまたお会いしましょう