おはようございます！！ 浜田幸一です。
今日は６月の２日 、日曜日ですね。 九州は ぽかぽかといい天気です。
朝から恒例の ウォーキングに出かけてきました。
道端には、綺麗な紫陽花が咲いていました。 お堀には ６匹の亀が気持ちよさそうに ぷかぷか浮いていました。
さて 今日のテーマです。
” 強い思いと行動は必ず結果が出る パート２です”
昨日のブログで私の同級生の長距離の ダブルエース の話をしました。
今日は H 君ではなく、もう一人のエースT 君についてお話をしたいと思います。
彼と私は同郷です。 熊本県の水俣市 というところで生まれ育ちました。
中学校は違うのですが陸上の練習は一緒にやっていました。
彼は中学校の時から 理論派でした。 さらにコミット力がすごいのです。
私は彼に 中学生 時代一度も勝てませんでした。 常に私の上には T 君がいました。
主に走っていた種目は ８００メートルと１５００メートルです。
彼と私は力と才能はあまり変わりませんでした。 でも私は負け続けました・・・（笑）
高校でも一緒だったのですが、 彼は断トツのナンバーワンの中距離ランナーでした。 特に ８００メートルと１５００メートルでは無類の強さを誇りました。
その彼は大学を卒業して小学校の先生になりました。 何度か飲んだことはあるのですが、いつも世間話で終わりました。
そういえば・・・
なぜ彼は中学校、 高校とあんなに強かったんだろう・・・
その秘密を知りたいと思いました。
意を決して会食会の時に T 君に、当時何をやっていたのか聞いてみました。
もう時効です。 彼は にやにや笑いながら、次のような話をしてくれました。
中学校の時の時の練習場は私の母校でした。 彼は1.5kmほど離れたところに自宅があり、
さらにそれから1.5km 歩いて 彼の母校へ行っていました。
その1.5kmの距離を彼は つま先で歩いて通学していたのです。 さらに学校が終わると誰よりも自宅に早く帰り、 自転車で私の中学校まで練習に来ていました。
さらに決定的に違ったことがあります。 私はなんとなく 強くなればいいな～と思って練習していたのですが、 彼はきちんと練習日誌をつけていました。
彼は熊本県体の２０００メートルで優勝すると言う明確の目標がありました。
私は県大会に出場できればいいなぁ～と考えていました。
彼は”目標” 私は”願望”
意識に圧倒的な差がありました。
彼は勝つために日頃から、
・ 食べたもの
・ トレーニングの内容
・ 自分の強化ポイント
・ 試合へのコンディションの高め方
・ 弱点の克服etc・・・
これだけのことをすでに 中学校時代からやっていたのです。 もっと驚くことがありました。 中学校２年生の時に彼は市内 ２０００メートル競走で優勝して 県大会に出場しました。
その時心に決めたことがあったそうです。 それは最初の400m は トップで走ろう。
それは 県大会のスピードとレベルを測るためにやったというのです。
自分にはあと１年ある。 県大会のトップクラスのスピードを体感することはいいことだろう・・・
私には全くない発想でした。 ちなみにその大会で優勝した方は 村山利彦さんと言って、
私の私の母校の１個上の先輩です。 つまり後にチームメイトになったわけです。
このような理論を T 君は 中学校から持っていたのです。
勝てるわけありませんよね・・・・（笑）
彼は小学校の先生になってからも色々なクラブの指導しましたが、 常にどのｓも県のトップレベルでした。
やっぱり物事には 理論 ・理屈・やり方があるのですね。
ただし 私は彼に大学を卒業して１回だけ 1500m で勝ったことがあります。
２４歳の時の熊本県選手権での出来事です。 私は６位入賞を目指して１人で黙々と練習していました。 その日はかなり調子がよく足が動いていました。
予選を無事に通過して 決勝が始まりました。２５人ぐらい 一斉にスタートするのです。
私は上位につけていました。 マークしたのはもちろん T 君です。
ひょっとしたら勝てるかもしれない・・・
ラスト ２００メートルでスパートをかけました。た すると T 君が離れる ではありませんか！
やった！！と思いました。 私は ７着でゴールしました。 彼は８着でした。
この宝くじのようなレースは、その後の私にとって大きな自信となりました。
そう、
諦めず努力すれば必ず意味は叶うのです。
今日の話をまとめてみると・・・
① 物事には理論 理屈がある
② 目標を明確に書く習慣をつける
③ 諦めずに頑張れば必ず結果は出る
是非あなたのやりたいことに、この考えを当てはめてみてくださいね。
またお会いしましょう。
