みなさん、こんにちは!!浜田幸一です。
今日は6月16日、日曜日ですね。あなたはいかがお過ごしですか? 私は2泊3日激動の東京出張を終えて、自宅でゆっくりリラックスしています。あなたも楽しい時間を過ごされていることでしょうね。
さて、
今日は久しぶりに朝からアイスコーヒーを飲みながら中国の古典を読んでいます。
中国4000年の歴史には、現代にも役立つ知恵のエッセンスがたくさんあります。今日は中国の歴史の中で最もエキサイティングだった時代"三国志に学ぶ"と言うテーマでお話ししたいと思います。
三国志とは魏・呉・蜀の3国が中国の覇権を争った時代です。中心人物は魏の曹操、呉の孫権、蜀の劉備です。それ以外にも、三国志には、さまざまな魅力的な豪傑が登場します。
その中でも魏の曹操は賛否両論ありますが、とても魅力的な人物です。今日は曹操にスポットを当てて話を進めていきます。三国志でも有名な印象的なシーンがあります。赤壁の戦いで蜀の天才軍師諸葛孔明率いる呉蜀の連合軍の前に魏は完膚なきまでに叩きのめされます。
特に切り込み隊長だった魏の武将褚許(ちょきょ)は自分が率いた3000名の特別部隊が全滅。涙に暮れます。
その時、曹操は残った兵士にこう言います。
"勝ち負けは、戦の常。負けることは、いいことだ。勝つ方法を教えてくれる。とくに我が軍は、最近の戦で連戦連勝。油断があった。もちろん、わしにも・・・だから、負けることは、いいことなのだ。慢心を指摘してくれる"
その後も曹操は、勝ち負けの戦いを続けながら、中国統一へ邁進します。
負けを潔く認め教訓にする。ここに曹操のふところの深さがあります。
話を現代に戻しましょう。まずこの世の中で失敗のない人間はいません。高校野球を例に挙げてみましょう。全国3800チームが予選に参加して甲子園を目指します。さらに甲子園戦での優勝は1チームです。残りのチームはすべて負けてしまいます。
優勝したチームの選手でもその後の人生で勝ち続けると言う事は、絶対にありません。
失敗や挫折があるはずです。この時にその失敗の教訓を活かして、今後の人生をどうするか?人は前進します。
そう、
人生は敗者復活戦の連続なのです。
実際にあったお話をご紹介しましょう。 プロ野球 ヤクルトスワローズの若き主砲村上宗隆 選手は、熊本の私の高校の後輩です。 当時の監督坂井宏安君は私の同級生です。
肥後のベーブルースと言われた 村上君を要した私の母校九州学院は優勝候補でした。ところがそこに壁が立ちはだかりました。鍛冶舎匠監督率いる秀岳館高校です。 当時の秀岳館高校は 滅法強く 3期連続 甲子園出場 ベスト4という成績を残しています。結局 村上君は高校2年生と3年生の決勝で秀岳館高校に敗れて、 甲子園出場は高校1年生の夏だけとなりました。
甲子園が終わり 全日本のメンバーの選出があったのですが、そこに 村上宗隆選手の名前はありませんでした。
監督の坂井君はこう考えていました。もし 村上君が 全日本に選ばれたら 明治大学進学。選ばれなかったらプロ野球。 ご両親は監督にお任せしますということだったそうです。
結局彼はヤクルトスワローズに ドラフト1位で選出されます。 同期には 日本ハムファイターズに
鳴り物入りで入団した清宮幸太郎選手。
ところが 人生とは わからないものです。 プロになったら2人の明暗がくっきりと別れました。
村上君は昨年 56本のホームラ 日本新記録をしました。ところが清宮選手は今のところ天武の才が花開いていません。
高校3年生の時にはるかに 知名度人気実力もありましたが、プロの世界に入るとそれは逆転しました。
しかし、まだまだ若い二人将来が楽しみです。事実、今季清宮選手は、日本ハムファイターズの4番として復活してきました。
話を戻します。
高校3年生の時の 夏の県予選で秀岳館高校に負けた村上君はショックを受けました。 さらにその後全日本に選ばれなかったことが二重の苦しみと後悔となりました。
その時に坂井君が 村上選手に送った言葉があります。
” 臥薪嘗胆”
努力をして待っていれば必ず リベンジのチャンスがやってくる。
結果はその通りになりました。 もちろん 村上選手にはこれからも試練はあるでしょう。
今偉そうにこの文章を書いている私の人生も紆余曲折・波瀾万丈でした。そのたびに自分自身で考えてどうしたらいいか?いつも考え行動してきました。もちろん人の知恵も借りました。
そこで、
今日のあなたに送る言葉です。
"人は、失敗から学び成功から成長する"
まさに、この通りだと思います😅
あなたは、どう思いますか?
またお会いしましょう。
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