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熊本国府(こくふ)高校野球部 ”躍進”の秘密

おはようございます!!

 今日は5月2日、 木曜日ですね。

 ゴールデンウィークも後半戦に突入しました。

 あなたはいかがお過ごしですか?

 私は相変わらず朝からブログを書いて ウォーキングの毎日です。

歩いているといろんな発見があります。

 

 さて 今日のテーマです。

 

” 熊本国府高校 野球部 躍進の秘密”

 

 私は高校野球が大好きです。わずか2年半に青春をかける高校球児たちの

熱い戦いを見るのが大好きです。

 

高校野球には人生に相通じるところがたくさんあります。 仲間を信じ精一杯のプレーを繰り広げる 球児たち。そこには何の計らいごともありません。

だからこそ感動を呼ぶのでしょう。

 

 その中で今日は 熊本 国府高校野球部にスポットを当ててみたいと思います。若干 31歳の山田祐揮 監督は、就任 3年目で見事今年の選抜高校野球に出場しました。

 

 1回戦滋賀の名門近江高校に10回タイブレイクの接戦を制し、2回戦の阿南光(徳島)には負けましたが 創部18年にしての快挙でした。もともと山田監督は熊本の名門 熊本工業で甲子園出場の経験があります。 2年生の時センターの守備固めに入ってきた山田監督の所にボールが飛んできたそうです。左前に来たなんでもない打球をグラブではじき走者の生還を許し、チームは 1回戦で敗退。

僕のせいで負けた・・・ 3年生に申し訳ないことをした。

その時から” 高校野球は守備が決めて!!”

固く心に誓ったそうです。

 

 高校野球チームはいろんなチームがあります。 打撃のチーム、 守りのチーム、 ピッチャー 中心のチームetc・・・

 

 彼が選んだのは 、もちろん守備のチームでした。 自分の甲子園での苦い経験から守備の練習に8割を割くということを実践しました。さらに県内の守備のうまい中学生のスカウトにも力を入れました。ただ、実績がないので、選手の勧誘には苦労したそうです。 

練習にも工夫を凝らしました。

監督の方針から朝練習はありません。 ゆっくりと休んで体力を回復してほしいという考えです。練習の中身は、走者を置いた実践形式の守備練習がほとんどだそうです。

特筆すべきは60数名の 生徒全員がやることが決まっているそうです。普通の高校であればレギュラークラスと 控えクラスは練習の内容も違います。 レギュラー クラスはしっかり練習をすることができますが 控えの選手はその練習に参加できないということがよくあります。

山田監督は言います。

” 全員野球をやるためには、全員が必ず 練習に参加している意識を持つことが重要”

監督は、選手たちの一挙手一動を隅から隅まで見ています。 そして 気さくに声をかけています。

グランドまでは 監督が パスを運転して選手を連れて行くそうです。 中には眠っている子もいますが 監督は何も言いません。 とにかくグランドで全力投球してくれればいい・・・

とても ユニークです。

あと2ヶ月半で夏の選手権の熊本県予選が始まります。

 

” 今年の3年生は僕がスカウトした子供たちです。 夏もう1回彼らを甲子園に行きたいです”

静かに闘志を燃やす青年 監督・・・

 

実は私の母校九州学院は昨年の秋の熊本県大会決勝で熊本国府高校に敗れました。

母校にも頑張ってほしい・・・

そう純粋に思います。高校球児のこれからの飛躍に乾杯!!

 

今日私が申し上げたいとは、監督と選手の信頼関係は日頃のコミュニケーションから生まれる。

高校野球はまさに人生の縮図ですね。

またお会いしましょう。