こんにちは!! 浜田幸一です。 今日は7月13日土曜日ですね。 あなたはいかがお過ごしですか? 私は朝からカットに行って博多に出かけます。
今日は セミナーに参加した後 懇親会にも参加します。 またどんな出会いがあるかとても楽しみです。 あなたもきっと楽しい週末 をお過ごしでしょうね。
さて 今日のテーマです。
” 蓄積は力になる”
水を沸騰させると沸点 100度を超えた時に泡が噴き出しお湯が沸きます。
これは誰でも知っている事実です。
実は知識にも同じようなことが起こるのです。 私は長年英語が好きで個人的に勉強しています。
いや勉強というよりも 、もはや趣味の領域ですね。最初は単語もまったく覚えられず、聞き取りもできませんでした。 それでもコツコツやっているうちに、いきなり会話が聞き取れるようになりました。 さらに口から英語が出てくるようになりました。 もちろん時間はかかりました。
ちょっと 例え話をします。 空っぽのコップの中に水をどんどん 注いでいきます。 すると当然のことながら 一杯になるとこぼれます。 そのこぼれた水が蓄積の力です。
確かに夢を早く実現したい。目標を達成したいという気持ちは誰でもあります。ところが一足飛びにうまくいくということはありません。 やはりそこには時間が必要です。
私はどちらかというと一足飛び の人間ではなくて、コツコツ型です。 正直何かをマスターするのにすごく時間がかかります。 マスターすると私はそれを習慣にします。 そして、それを手段として 次の夢に向かっていきます。
私は熊本県の水俣市の出身です。 水俣市といえば 水俣病というイメージがあります。 もうずいぶん過去の話になりましたが・・・
実はその水俣市に名物があります。 ”もなか”です。
” 美貴もなか” と言います。
実はこの”美貴もなか”全国区 なのです。 特に熊本県では お土産によく使われているようです。
その発祥の地は私の親戚です。
と言うと、みなさんびっくりされます。 私のおばさんが嫁いだ先が”柳屋”という ところです。 元は羊羹屋さんだったのですが、この”美貴もなか”が大ヒットしました。
ヒットした理由は、単純です。
羊羹と言えば、虎屋の羊羹は有名です。もちろん”もなか”もあります。
その虎屋のもなかを先代の社長が見たとき、ふっと閃いたそうです。
”蓋が閉まらず、あんこが見えるようにしたら面白いのではないか”
そして、蓋と蓋との間を1cmほど開けました。
そのアイデアが実を結びました。
数十年前は、本当に小さなお店でした。
今や観光バスが止まります。お客さんはひっきりなしに、全国からやってきます。
別に大々的にに PR したわけではありません。お客さんが口コミで広げてくれたのです。
水俣市に生協で有名な”水◯社”というショッピングセンターがあります。 老舗です。 初期の頃そこから”美貴もなか”を置かないか?というオファーがありました。 そこにおけば、当然売り場も広くもっとどんどん売れます。
でも、
私のおじさんは断りました。
なぜならば手作りで大量生産できないからです。
周りからはもったいない・・・と言われました。
断った理由があります。それは叔母の一言でした。
”あんこがかわいそう~”
”美貴もなか”のあんこは、北海道の最高の天然の小豆を使っています。
なので、
日持ちしないのです。時間が経つと鮮度が一気に落ちます。
時間はかかりましたが、”美貴もなか”は全国区になりました。置かなくて正解でした。
私がここで何を申し上げたかというと、1つの蓄積の例です。 自分を信じて コツコツやっていると必ず応援者、ファンが出てくるということです。
ですから、あなたも何でもいいので、好きなことに没頭してみてください。
面白いことが起こります。必ずご褒美が来ます。
またお会いしましょう。